真皇杯
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東海予選 構築記事

3位・らんのすけ

    はじめましての方ははじめまして、そうでない方はお久しぶりです。
    らんのすけです。
    自分は真皇杯地方予選につきまして関西予選①と東海予選に出場させて頂きましたが、関西予選①についてはbest8、東海予選につきましては3位と、どちらも後1勝で本戦というところで敗退し本来なら本選に出場する権利が無いクソザコナメクジでございます。そんな自分でも何かの間違いで真皇杯本戦に出場する事となりました。
    大変恐縮ですが皆さんどうぞ宜しくお願い致します。
  • 構築の経緯 …

  • この構築はシーズン1からマイナーチェンジを加えつつシーズン3まで使っていたものです。 従ってアローラ色のかなり濃い構築になっていると思います。この構築を組んだ経緯について、発売前Twitterで流れてくる解析データを垣間見た自分はその中でもかなり尖った種族値と技とフォルムを持つ「カミツルギ」というポケモンに一目惚れし、当初からカミツルギをエースとした起点構築、俗にいう積みサイクルを作ろうと思っていました。
ギャラドス カミツルギ カプ・テテフ
カプ・コケコ パルシェン ポリゴンZ

    [グソクムシャ/カミツルギ/ギャラ/ルカ/エンニュート/ガラガラ]
    殿堂入りを果たしてから最初に考えた構築です。起点作成要員として撒き菱グソクムシャ、中4体に積みアタッカーを詰め電気の一貫切りでガラガラを採用したのですが…12月頭の名大オフで使用したところ信じられないくらい弱かったので大幅な調整を余儀なくされました。中4体もタイプ相性は悪くないものの耐久に難があってなかなか積めませんでした

    [コケコ/カミツルギ/ギャラ/ルカ/パル/テテフ]
    何もやらずに脱出するポンコツを解雇し起点作成要員は脱出壁コケコを、積んでも仕事しないわそもそも耐久無くて積めないわでポンコツだったトカゲを解雇して印パルを入れ、電気の一貫切りに数値的に特殊に厚いポケモンであるテテフを採用しました。
    テテフが誘う物理をパルで起点にできるのも強かったですね。しかし初めの方は良かったのですがシーズン1中盤になってくるとスカーフテテフが蔓延し、受けが効かず構築が壊滅させられてしまった為またも大幅な調整を余儀なくされました

    [コケコ/ガルド/ギャラ/ポリZ/パル/テテフ]
    ORASからの構築思考が抜けきれずZの無い構築で来ていましたがZテクスチャーが強いと聞いたので特殊枠にポリゴンZを採用し、テテフに受け出しの効かないポンコツ鋼ポケモンを解雇してしっかり鋼枠の仕事が出来るギルガルドを採用し、構築が完成しました 最終レートもそこそこ、良い感じに仕上がったと思います。
    あれ、最初使いたかったポケモンって誰だっけ
    因みに彼が帰ってきたのはシーズン2終盤、アローラ地方へ突如やってきた外来種であるスカーフランドやモタクナットやウルガモスに対して数値やタイプで胡麻化したり襷でなんとかするのが理由でした。
  • 基本コンセプト …

  • 初手で場を整えて積み、もしくは初手でフィルタにかけ後続の起点になるポケモンのみを通す展開から2匹目で全抜きを狙い2匹目が止められた場合3匹目で起点にして全抜きをするのが理想ムーブとなります

各ポケモン詳細

ギャラドス/メガギャラドス

性格 ようき
特性 いかく
→かたやぶり(※メガ後)
持ち物 ギャラドスナイト
実数値 171-177-99-x-120-146
171-207-129-x-150-146
※赤文字はメガ後の数値
わざ じしん、たきのぼり、りゅうのまい、こおりのキバ
  • 【個別解説】

  • サンムーンレーティングバトルシーズン1初期からずっと使ってます。
    シーズン3終盤はコケコランドグロスの並びが多くみられ、グロス及びコケコへの打点を持たせるために元々身代わりだったところを地震に変えました。この変更が功を奏し関西予選では3ウェポンで広範囲を見られたのが強くコケコランドグロスに対して強く出られましたが、東海予選では身代わりがあった方が良い場面に多く遭遇しました。レート環境からもコケコランドグロスが減っていることから、もしまた積みサイクルを使う機会があれば身代わりを持たせたギャラを採用しようと思います。

カミツルギ

性格 おくびょう
特性 ビーストブースト
持ち物 アクZ
実数値 165-176-152-x-52-177
わざ つじぎり、リーフブレード、つるぎのまい、せいなるつるぎ
  • 【個別解説】

  • 表記ミスではございません。
    性格は臆病です。
    Sに+補正をかけAに-補正をかけた上で、Aに至っては個体値を一定以下に抑えて初めてこのカミツルギは † 加速 † を始めます。シーズン1・2までは陽気AS襷カミツルギを使ってきたのですが、ガルドを倒せる積みアタッカーがもう少し欲しかったのと積んでもSの上がらない積みアタッカーは弱いと思い こちらの加速カミツルギを採用しました。よく「火力不足にはならないんですか?」と質問されるんですが、使ってきた経験からお答えすると正味火力不足には悩まされませんでした

    嘘です。

    火力不足の塊です。

    その証拠に東海予選では一度しか選出できず、唯一選出した試合もHPが残り6.7割のメガリザードンXに対して剣舞を積んだにも関わらず聖なる剣を耐えられて負けるという大失態を犯してくれました 襷がパーティで余っていたので襷カミツルギを使ってた方が幸せになれたと思います

カプ・テテフ

性格 ひかえめ
特性 サイコメイカー
持ち物 こだわりメガネ
実数値 177-x-95-182-152-115
わざ サイコキネシス、ムーンフォース、シャドーボール、† 気合ボール †(きあいだま)
  • 【個別解説】

  • パルシェンの相棒です。
    メガネテテフの火力に魅せられて使い始めました。時々スカーフに浮気したりしますが個人的には眼鏡が一番好きですね。
    † 気合いボール † は自分が使うとポケモンたちは何故か当ててくれないので今度からテッカグヤ意識の雷にしようと思います。

カプ・コケコ

性格 おくびょう
特性 エレキメイカー
持ち物 だっしゅつボタン
実数値 145-x-106-147-95-200
わざ ちょうはつ、ほうでん、ひかりのかべ、リフレクター
  • 【個別解説】

  • この起点構築の起点作り役です。
    裏へのサポートとして挑発を採用し最後1ウェポンの候補は放電10万雷の3択なんですが…放電は麻痺を引けたら強いが、引けなければ10万の劣化でそもそも最後の一掃で使うことを考えるなら不向き。10万は無難であるが、構築単位で重いバシャーモを対面から確1に出来ない難点がある。雷は威力も申し分ないし3割の麻痺もあって優秀だが、如何せん命中に大きな不安がある。
    思考がぐるぐる回った結果放電で行く事にしました。
    結果は…よく分かりませんでした。

    麻痺を引いてはいけないときに引いてしまったり、引いたらアドの時に引いて後続を助けてくれたり一長一短で、今までいろいろ使ってきましたが最後まで結論が出ませんでした。
    有識者の皆様からの意見を募集しております。

パルシェン

性格 いじっぱり
特性 スキルリンク
持ち物 おうじゃのしるし
実数値 127-161-200-x-65-121
わざ ロックブラスト、つららばり、からをやぶる、こおりのつぶて
  • 【個別解説】

  • † 確2は確1 †
    破ったら勝ちの圧倒的エースです。
    技構成はテンプレ、万が一パルシェン対面が発生した場合下からロクブラを撃つためS努力値を調整。多少なり耐久に回せるのも何となく安心ですしね。テテフのサイコフィールドとの相性も抜群で、破って耐久が落ちた後 先制技に恐れることなく上から蹂躙できるのも強かったですし、持ち物の効果も相まって抜き性能は異常なまでに高かったです。
    今回の予選でも確2のところを怯ませて確1にしたり、再生連打で粘られているところに怯みを入れてそのまま持っていったり、
    王者の風格ですね。

ポリゴンZ

性格 ひかえめ
特性 てきおうりょく
持ち物 ノーマルZ
実数値 161-x-90-205-95-142
わざ 10まんボルト、れいとうビーム、テクスチャー、めざめるパワー(炎)
  • 【個別解説】

  • 信頼のおける積みエースです。
    めざ炎を搭載したのはモタクナットレイが余りにウザかったので
    それでもテクスチャー後のめざ炎を耐えるモタクも時々いて頭を抱えています。火力についてはフィールド10万が通ればどんな相手も基本的に1撃で持っていく事が出来ます。反面フィールドが無いと、ガルドやH振りドランに対して若干足りなかったりするのでフィールドと合わせて上手く運用することが大切です。
    構築記事は以上となります。 最後までお付き合い頂きありがとうございました。 それでは皆さん、良いポケモンLifeを

    ※提出頂きました記事上で、努力値の調整割り振りを細かく記述して頂いていた部分がありましたが 本戦開始前のため該当部分は伏せさせて頂きました。(真皇杯スタッフ)

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