真皇杯
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オンライン予選 構築記事

3位・たみ

    初めまして。 たみ と申します。
    第3回真皇杯 オンライン予選で3位となり、本戦に出場させていただくことになりました。ここでは、オンライン予選で使用したパーティについて紹介させていただきます。
  • 構築の経緯 …

  • ポケットモンスター サン ムーンでは、Z技の登場や状態異常技の弱体化などの環境変化により、受け回すよりも殴り勝つパーティこそ今まで以上に勝ちやすいのではないかと考えていました。 レート環境でいわゆる砂パ(〔すなおこし〕要員+ドリュウズ)の並びが流行った時に自分も使いたいと思い、構築がスタートしました。
    砂パの並びとして、バンギラス+ドリュウズ+メガボーマンダはすぐに決定。よく出てくるじめんタイプを見るみず枠としてカプ・レヒレ、こおり技やフェアリー技持ちで上3匹全てに抜群を取るみずタイプに厚くするためにナットレイ、ボーマンダと並べることで強そうに見えたのでウルガモスを採用し6匹が決まりました。
バンギラス ドリュウズ ボーマンダ
ナットレイ ウルガモス カプ・レヒレ
  • 基本コンセプト …

  • バンギラス+ドリュウズ+メガボーマンダが基本選出。

    すなあらし状態下で特性〔すなかき〕で素早さの上がったドリュウズで相手を倒していきます。ただ、ドリュウズだけでは相手を倒しきれないことも多いため、バンギラスで「ステルスロック」を打ったり、バンギラスとメガボーマンダでサイクルを回し相手ポケモンを削ってドリュウズで倒せるようにしていきます。ドリュウズの苦手な浮いてるはがねタイプ(テッカグヤやエアームドなど)や特性〔いかく〕を持つポケモン(霊獣ランドロスやギャラドス、ボーマンダなど)を削りやすくするため、メガボーマンダの攻撃技は特殊技のみにしています。
    上の流れでは勝てそうにないパーティ、具体的にはドリュウズが苦手とするポケモンが2匹以上いる場合には、無理にドリュウズを選出せず、メガボーマンダ、ナットレイ、ウルガモス、カプ・レヒレの中から3匹を選んで戦います。
    以下、各ポケモンの個別解説です。

各ポケモン詳細

バンギラス(♀)

性格 ずぶとい
特性 すなおこし
持ち物 さらさらいわ
実数値 207-127-178-115-121-82
わざ イカサマ、れいとうビーム、ほえる、ステルスロック
  • 役割:〔すなおこし〕要員、ドリュウズが暴れるまでのサポート

  • ミミッキュのA特化Zじゃれつくを確定で耐えるほか、タイプ一致技で抜群を取られても大体1発は耐えて補助技や削りを入れてくれます。すなあらし状態のターンをできるだけ長くし、ドリュウズを動きやすくさせたかったため持ち物は『さらさらいわ』。技構成は、相手の後続にも削りを入れるための「ステルスロック」、ランドロスやガブリアスに打つ「れいとうビーム」、積んでくる物理技主体の相手に対して効果的な「イカサマ」、ステルスロックとの相性も良い「ほえる」。

ドリュウズ(♀)

性格 ようき
特性 すなかき
持ち物 ジメンZ
実数値 185-184-84-54-85-154
わざ じしん、アイアンヘッド、いわなだれ、つるぎのまい
  • 役割:物理アタッカー、砂エース

  • +2「イカサマ」を確定耐えになるようABを調整。メガバシャーモなどを意識し、できるだけ素早さを確保したいと思い、性格をようきにしました。パーティコンセプトのため、特性は〔すなかき〕。技構成は、タイプ一致技でメインウェポンの「じしん」と「アイアンヘッド」、飛行タイプなど「じしん」を無効化してくる相手に打つ「いわなだれ」、隙あらば攻撃性能を高められる「つるぎのまい」。単発火力を重視し持ち物は『ジメンZ』を採用。

ボーマンダ/メガボーマンダ(♂)

性格 おくびょう
特性 いかく
→スカイスキン(※メガ後)
持ち物 ボーマンダナイト
実数値 171-127-100-162-100-167
171-136-150-172-110-189
※赤文字はメガ後の数値
わざ ハイパーボイス、かえんほうしゃ、りゅうせいぐん、はねやすめ
  • 役割:特殊アタッカー、ドリュウズのお膳立て

  • 物理技主体だとドリュウズが苦手なポケモンに対して強く出れないことが多いと感じ、特殊技主体で採用。相手のメガボーマンダが重めなので対面で最悪でも同速対決できるよう、性格はおくびょう。技構成は、メインで使う「ハイパーボイス」、メガボーマンダを倒すために「りゅうせいぐん」、はがねタイプに打つ命中安定のほのお技として「かえんほうしゃ」、サイクルを回しやすいよう「はねやすめ」。

ナットレイ(♂)

性格 のんき
特性 てつのトゲ
持ち物 ゴツゴツメット
実数値 181-115-166-70-168-22
わざ ジャイロボール、タネマシンガン、やどりぎのタネ、ステルスロック
  • タイプ相性を利用した、物理特殊両受け

  • 物理技、特殊技どちらでも受けられるようにしたかった結果、このような能力値になりました。接触する物理技を打ってきた相手に少しでもダメージを与えたかったため持ち物は『ゴツゴツメット』。Aは、ようきガッサに対し〔てつのトゲ〕+『ゴツゴツメット』+ジャイロボールで確定でもっていけます。ほのおタイプのポケモンと対峙した瞬間にかなり不利をとるため、選出や扱い方は注意を要しました。技構成は、メインウェポンの「ジャイロボール」、みずタイプ用にみがわり持ちも意識して「タネマシンガン」、場持ちを良くするために「やどりぎのたね」、サイクルを有利に回すために「ステルスロック」。

ウルガモス(♂)

性格 ひかえめ
特性 ほのおのからだ
持ち物 ホノオZ
実数値 161-65-85-205-125-152
わざ だいもんじ、ギガドレイン、めざめるパワー(氷)、ちょうのまい
  • 役割:特殊エース

  • 構築全体として重いポリゴン2を意識し、持ち物は『ホノオZ』。C+1のダイナミックフルフレイムでH振り『しんかのきせき』持ちポリゴン2を確定で落とせます。選出する場合は、誰との対面時に「ちょうのまい」を使うかと相手の持ち物(特に『きあいのタスキ』と『こだわりスカーフ』)をよく考えて動かさないと簡単に倒されてしまいました。技構成は、メインウェポンで火力を重視し「だいもんじ」、みずポケモン意識の「ギガドレイン」、4倍弱点で「めざめるパワー(こおり)」、積み技にして全抜きを狙うための「ちょうのまい」。

カプ・レヒレ

性格 ずぶとい
特性 ミストメイカー
持ち物 たべのこし
実数値 177-79-154-118-155-126
わざ ムーンフォース、なみのり、しぜんのいかり、ちょうはつ
  • 役割:対ほのお、かくとう、じめんタイプ全般

  • ポリゴン2の『ダウンロード』を考慮して B < D 。少しでも場持ちを良くするために持ち物は『たべのこし』。ただ、見なければいけない相手が多く過労死することが多いため、受けきることよりもクッションとして使いつつ削りを入れ、いかに他のポケモンで抜いていくかを意識しました。技構成は、命中安定でタイプ一致の「なみのり」「ムーンフォース」、苦手な相手を削る「しぜんのいかり」、補助技を防ぐ「ちょうはつ」。
    オンライン予選は、苦手なポケモンとあまり当たらないというマッチング運と急所や技避け、追加効果といった運が重なり、11勝1敗の最終レート1652、最終3位で真皇杯本戦への切符を掴むことができました。 このような機会をいただけたことに感謝し、本戦でも精一杯戦いたいと思います。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    ※提出頂きました記事上で、努力値や調整を細かく記述して頂いていた部分がありましたが 掲載が本戦開始前のため該当部分は伏せさせて頂きました。(真皇杯スタッフ)

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