関西①予選 構築記事

３位・でんでん虫

• 構築の経緯 …

構築のスタートは「グロウパンチ」ガルーラが強いということを聞いたのでガルーラを軸に組み始めた。

カバルドン	ドリュウズ	ガルーラ
ボーマンダ	ギルガルド	ロトム(水)

ガルーラの起点を作るために 相性のよさそうなカバルドンを採用。
ガルーラでつぶせないバシャーモなどの格闘を見るためと、カバルドンとよく採用されているボーマンダを裏選出で考えた。
ポリゴン２といった耐久ポケモンを倒せて、ボーマンダと相性が良さそうな「どくどく」ギルガルドを採用。
ここまで、相手のカプ・コケコやメタグロス辺りが重いと感じ、なにか対策できないかと考えたところ、カバルドンと並べて選出段階で圧力をかけることのできるドリュウズを採用した。
並びを意識させることで、出でくるポケモンをある程度縛れるため、積極的に交換先を読んで戦うことができたと思う。
出てくるウォッシュロトムやミミッキュにも強く、偽装で腐らないようにするために、『きあいのタスキ』を持たせ、特性も〔かたやぶり〕で採用した。
最後に、マンムーやカプ・レヒレ、ギャラドス、ゲッコウガといった砂パに対して良く出てくるポケモンに対して薄いためウォッシュロトムを採用することになった。カバルドンに合わせて初手にでてくる水タイプのポケモンに 上からダメージを押し付けるためにこだわりスカーフを持たせた。特に構築で重い「りゅうのまい」ギャラドスやこだわりスカーフ以外のゲッコウガを上から処理できることができるので合っていたと思う。

• 基本コンセプト …


カバルドンで「ステルスロック」や「あくび」をして起点をつくり、「グロウパンチ」ガルーラで全抜きを狙うというのが1つ。


カバルドンとドリュウズを並べることで、選出を縛り、やりたいことを通していくというのがコンセプトとしてあった。

• 選出について …

・カバルドン＋ガルーラ＋＠１で考えていたが、ロトム＋ボーマンダ＋＠１という選出のほうが多かった。
・初手にカバルドンを読んで、ゲッコウガなどの水ポケモンを出されることが多いためにロトムから入ることで有利をとっていけたと思う。

ジャローダに対しては
「ボルトチェンジ」から入り、ボーマンダに引くことで「へびにらみ」をもらうことなくジャローダを処理できる。

相手にキノガッサがいる場合、
ロトムでも有利を取ることができないため、おくびょう最速ギルガルドから入って、いじっぱりキノガッサなら有利を取れると思っていた。今の環境では、ようきキノガッサのほうが多くいるために厳しいと思われるのでこの構築の改善点だと感じた。

リザードン入りに対しては、
初手のリザードンとロトムを対面させることで、Yならば「ソーラービーム」を誘うことができて、上から「ボルトチェンジ」を打ってカバルドンにつなぐことができる。 Xだった場合でもカバルドンにつなげば安定するので
リザードン軸に対しては、ロトム＋カバルドン＋＠１という選出が多かった。

ボーマンダ軸に対しては、
こちらのボーマンダで処理をするかカバルドン＋ガルーラで処理をする。周りのポケモン次第でボーマンダ＋＠２かカバルドン＋ガルーラ＋＠１の選択になる。

メタグロスやルカリオのような鋼メガポケモンは
選出段階で圧力をかけているために出てこないと思って選出するが、一応カバルドン＋ボーマンダ＋＠１でなんとかできなくはないと思っている。

ガルーラ軸に対しても、
カバルドンの「ステルスロック」や砂ダメージを稼ぎつつ、ボーマンダで倒せるようにしていたため、カバルドン＋ボーマンダ＋＠１というのが多かった。

全体的にガルーラをあまり選出できなかったのでボーマンダ軸だったように思う。

各ポケモン詳細

カバルドン（♂）

ドリュウズ（♀）

ガルーラ／メガガルーラ（♀）

ボーマンダ／メガボーマンダ（♂）

ギルガルド（♀）

ロトム（水）

まとめ …

7世代で追加されたポケモンやＺ技などをうまく使えなかったこともあり、6世代までの要素ばかりで戦うことになってしまったが、関西予選ではうまいこと刺さったように思う。選出誘導をうまく使うことができたのが大きかった
のかもしれない。

相手のラグラージやトリトドン、ブラッキーといったポケモンが重く、ロトムのトリックが刺さらなければ勝てないところが弱かった。まだ、メガバシャーモやメガラグラージがいないときの構築なので、これから先は厳しくなってくる構築だと思うので、うまいこと改善していきたいと思った。

なにかあればTwitterまで。ありがとうございました。
＠Lonely535