真皇杯
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関西①予選 構築記事

優勝・バトルドーム

  • はじめに …

  • 初めましての方は初めまして。
    そうでない方は小石を私の顔面にシュゥゥゥーッ!!するのはやめてください。ORASの頃はローテーションバトルを嗜んでいたバトルドームです。ローテはいいぞ! 真皇杯関西予選1で優勝してしまったので構築記事を書かせて頂くことになりました。
    今回の構築はシーズン3から使用していますが、まだまだ改良の余地があるので少しでも完成度の高い構築を作ることができるように努力していきたいと思います。
  • 構築の経緯 …

  • シーズン2で補完としてメタグロスを入れたら予想以上に活躍し、環境に刺さっていると思ったので、メタグロスを軸に構築を組むところからスタートしました。相性補完や環境で使用率の高いポケモン、並びへのメタを考えて組んでいったら自然とグロスランドコケコシズクモガモスコアラというシーズン3で使用した並びが出来上がり、炎枠をいじって今回の構築になりました。
メタグロス ランドロス カプ・コケコ
オニシズクモ ロトム ネッコアラ
  • 基本コンセプト …


  • カプ・コケコ、ランドロス、ロトムの所謂トンボルチェン戦法を絡めた攻撃的サイクルで有利対面を維持しながら削り、相手のサイクルを崩す、というのが基本的な立ち回りになります。
    苦手な数値受けはオニシズクモやネッコアラで潰します。

各ポケモン詳細

メタグロス/メガメタグロス

性格 ようき
特性 クリアボディ
→かたいツメ(※メガ後)
持ち物 メタグロスナイト
実数値 159-184-150-×-110-134
159-194-170-×-130-178
※赤文字はメガ後の数値
わざ アームハンマー、れいとうパンチ、かみなりパンチ、アイアンヘッド
  • 【個別解説】

  • 本構築の軸。ガブリアス、ランドロス、マンムーといった先発で「ステルスロック」を撒いてくるポケモンに仕事をさせずに倒せたり、S110という速さのおかげで技の追加効果によって運勝ちを狙えたりするのが強みです。
    ナットレイとウツロイドの並びが重いので「アームハンマー」を採用しています。この技のおかげで、スリップダメージで削れたカミツルギや「アイアンヘッド」で削ったポリゴン2やカビゴンなどを倒せたりして今大会では大活躍でした。

ランドロス(♂/霊獣)

性格 わんぱく
特性 いかく
持ち物 ゴツゴツメット
実数値 191-166-156-×-105-113
わざ じしん、ステルスロック、とんぼがえり、がんせきふうじ
  • 【個別解説】

  • 地面と電気の一貫を切ったり、「ステルスロック」を撒いたり、物理を受けたり、クッションとして後投げされたりと色々忙しいポケモン。基本的に型が分からない物理アタッカー(の可能性が高いポケモン)に対して受け出しし、[いかく]を撒いたあと、後攻「とんぼがえり」でメタグロスやカプ・コケコなどにつないだり、そのまま居座って「がんせきふうじ」連打で控えのポケモンが上をとれるようにしたりと色々な仕事をします。
    クッションとして一仕事終えて疲れて休んでいるところに後述のネッコアラが暇そうなランドロス君のために「ねがいごと」を使い、少ない回復量で働かせようとしてくることもあるので過労死枠確定ですね。

カプ・コケコ

性格 おくびょう
特性 エレキメイカー
持ち物 こだわりスカーフ
実数値 151-121-105-142-95-200
わざ 10まんボルト、ボルトチェンジ、マジカルシャイン、とんぼがえり
  • 【個別解説】

  • 『デンキZ』コケコの威を借る『こだわりスカーフ』コケコですね。序盤は「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」で負荷をかけながら有利対面を作り、終盤で敵を一掃するという流れが理想です。ランドロスやメタグロス等を起点にして積んでくるドラゴンやパルシェンなどを上から殴ることができるため、積み構築が苦手なこの構築には重宝しました。

オニシズクモ(♀)

性格 いじっぱり
特性 すいほう
持ち物 ミズZ
実数値 175-124-113-×-155-69
わざ アクアブレイク、まもる、どくどく、きゅうけつ
  • 【個別解説】

  • カバルドンを上からワンパンできてゲンガーに弱くはないポケモンで思いついたのがオニシズクモでした。[すいほう]によってグロスランドコケコに一貫する炎を受けることができ、サイクルに組み込みやすいポケモンではありますが、大抵はZ「アクアブレイク」で1体狩った後、散り際に毒を撒いたり「アクアブレイク」で後続に負荷をかけたりと対面構築のような動きをすることが多かったです。一応火力の目安を書いておくとZ「アクアブレイク」でHPに振ったメガガルーラが乱数で飛びます。まあガルーラ相手にオニシズクモを居座らせることは基本的にしないのですが。

ロトム(ヒート)

性格 ひかえめ
特性 ふゆう
持ち物 ウイのみ
実数値 157-×-127-172-127-106
わざ 10まんボルト、ボルトチェンジ、めざめるパワー(氷)、オーバーヒート
  • 【個別解説】

  • ウルガモスの代わりに入ってきたポケモン。正直このポケモンを炎枠としては見たくないのですが、ウルガモスの時に辛かった ・「ステルスロック」+メガハッサム ・普通のグロスランドコケコ に強いということで仕方なくヒートロトムを入れることになりました。上記の理由から撃ち分けができるアタッカー型として運用することにして、持ち物はあまり考えずに「ステルスロック」を撒かれた状況でも繰り出し回数を増やせるようにという理由でウイのみになり、調整も特に思いつかなかったのでとりあえずHPととくこうに振り切る形となりました。ちなみに当時はまだメガバシャーモが解禁されていなかったのですが、解禁されてからはメガバシャーモの「とびひざげり」耐えまで振りなおしました。

ネッコアラ(♀)

性格 しんちょう
特性 ぜったいねむり
持ち物 たべのこし
実数値 172-135-85-×-159-88
わざ まもる、どくどく、ねがいごと、じしん
  • 【個別解説】

  • グロスランドコケコが苦手なポリゴン2やクレセリアといった数値受けを潰し、ついでに流行りの催眠ゲンガーも相手にできるポケモン。シーズン3で多かった催眠ゲンガーと耐久ポケモンのサイクルを崩せるということで最後に入ってきました。正直「きあいだま」を撃ってくるゲンガーには勝てないのでゲンガー対策を名乗るなら「ふいうち」も入れたいところですが対応範囲が狭まるのでこのような技構成になりました。また、耐久ポケモンだけでなくアシレーヌや特殊カプ・コケコなど、火力アップアイテムや積み技のない特殊アタッカーにも粘り勝つことができたり、余裕がある場合はHPの削れた味方を「ねがいごと」で回復して再利用することができたりとレートではランドロスに次ぐ選出率で大活躍でした。
    構築の紹介は以上になります。
    ここまで読んで頂きありがとうございました。
    ※提出頂きました記事上で、努力値や調整を細かく記述して頂いていた部分がありましたが 掲載が本戦開始前のため該当部分は伏せさせて頂きました。(真皇杯スタッフ)

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